私の所属する部署は、屋根工事や外壁工事の管理をする部署です。施工管理の業務の半分は社内で図面から屋根や壁の面積を拾い上げて必要な材料を計算したり、工事に必要な施工図を書いたりする仕事です。もう半分の仕事は、実際に工事現場に出て工事の進捗の確認などを行います。その中で今私がやっている仕事は、図面から工事に必要な部材の面積を計算する「積算」という作業と、屋根・壁・雨どいなどの改修工事をする際に一番最初に行う現場調査に同行しています。現場調査では、どういった工事が必要なのか、どのくらいの材料が必要なのかを判断するために、改修の必要な場所の確認や寸法の測量などを行います。

大学では建築の学科を専攻しており、免震構造の建物について研究していました。一級建築士の資格を取りたいという夢があったので、建築に関わる仕事がしたいと思って就職活動をする中で、「地震に強い屋根」というキャッチコピーに惹かれて当社への入社を決めました。

機会があるのであれば、興味がある会社のインターンシップに参加することをおすすめします。私の希望していた建築業界はまだまだ女性の人口割合が少ないので、会社の環境や女性への関わり方をきちんと見ておきたいと思って複数の会社のインターンシップに参加しました。今私がやっている施工管理の仕事も、当社では女性の配属は初めてです。インターンシップは入社前に職場環境を知ることができるチャンスなので有効に活用するべきだと思います。